現代社会はストレスがいっぱいです。
そのため、体内にあるGABAは、ストレスを和らげるために使われて、常に不足しやすい状態になっています。
本来なら、GABAは体内で十分な量が作り出されるのですが、ストレスにさらされたり、高齢になったりすると、体内のGABA量が少なくなる傾向があるのです。
GABAが不足すると、興奮系の神経伝達物質が過剰に分泌するのを抑えることができなくなります。
つまり、リラックスできずに精神的な緊張感が続いてしまうのです。
目安として、1回に30mg以上、より機能を実感されたい場合は、50~100mgのGABAを食品やサプリメントから摂取することで、ストレス軽減などの効果が期待できると考えられています。
GABAは動物や植物の内にある天然のアミノ酸なので、日頃わたしたちが口にするさまざまな食べ物に含まれています。
発芽玄米、トマト、なす、アスパラガス、かぼちゃ、きゅうり、メロン、みかんなどの野菜や果物、漬物、キムチなどの一部の発酵食品に、GABAが多く含まれています。
最近では、チョコレートや飴、コーヒーや醤油など、GABAを添加した多くの食品が開発、販売されるようになりました。
GABAを上手に摂取して、ストレス解消していきましょう!